映画バイス | りんごくんのブログ 鹿島アントラーズ

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先日、
弟分と、
映画バイスを見て来ました。

バイスって、
副とか次とか言う意味で
この映画は
カーターJr.大統領時代の
副大統領チェイニーの
お話でした。
この映画の
日本語タイトルは
失敗ですね。
副大統領にした方が、
わかりやすかったと
思います。
マイアミバイスの方が
日本人には
お馴染みですから。
そんな犯罪系の
意味もあるそうです。
で、
映画バイス。
あの
ニューヨークトレードセンターの
ツインタワー高層ビルに、
テロリストに
乗っ取られた旅客機が
次々と、
突っ込んだ
9.11のアメリカで
起こったテロ事件。
それからの
湾岸戦争勃発までが
描かれています。
映画が始まって、
1/4位で、
エンドロールが流れるので、
えっ!?
もう終わったの?
つまらない
映画だったなぁと。
しかし、
そこから
映画は又もや
始まるのです。
最初のは、
世間が知らされている、
一連の歴史。
再度、
始まった方は、
これが真実なんですよ
という歴史。
国家権力を持つと、
どれだけ
情報操作で、
国民を欺むく事が可能かが、
描かれていて、
恐ろしくなります。
テロを
やられたのを理由に、
この際、
関係無いけど、
イラク潰しちゃおうと。
フセイン大統領、
ロシア寄りで
気に食わないし、
自分の会社も儲かるし。
イラクに
テロリストがいるって事にしよ、
ってんで、
イラク空爆開始。
イラク国民60万人が
殺された。。
60万人ですよ!
アメリカ兵も
たくさん亡くなった。
チェイニー副大統領の会社、
大儲けで、
株価500倍に上昇。
大金持ちに
なっちゃいました。
チェイニー副大統領は、
国家の
機密文書開示をしない
法案を通したり、
やりたい放題。
この映画見ると、
日本も
ここ数年、
国家の機密文書開示をしない
法案を通したり、
すんごい真似して
やってますね
安倍政権。
その内、
戦争放棄の
素晴らしい憲法も
変えそうな勢いです。
北朝鮮が
攻めて来たら
どうするのだ?と、
民衆の
恐怖心を煽って、
成し遂げそうで
恐いです。
最後のシーンも
秀逸でした。
口角泡を飛ばして、
トランプ大統領支持を
訴える白人男性。
現在の状況ですね。
チェイニー副大統領の
自分の正当性、
本人曰く、
だって、
自分は、
選挙で選ばれたから。
国民が
よく考えて
選挙に投票しないと、
民主主義って、
本当に恐ろしく
暴走するんですね。
若い出演者たちが、
どんどん
歳を重ねて行くので、
その歴史と共に
老けメイクが完璧。
映画の中で
歳を取ったのか?と
勘違いしそう。
それだけでも
見応え充分です。
この映画、
見る価値有り!
なんですが、
きっとヒットしなくて、
早く終わるんでしょうね。
日本では
絶対に作れない映画です。
これが作れる
ハリウッドは、
凄いです。
おしまい。