社内試写で、
映画「謎解きはディナーのあとで」を見た。
エレベーターホールなどに貼ってあるポスターの
「お嬢様はアホでございますね。」という言葉に
何だかりんごくんは反応してしまって、
見たくなってしまったのだ。
そして、
映画部の担当プロデューサーの
社内報での宣伝文句も面白かったのだ。
「失礼ながら局長様、
このスケジュールで海外ロケを行うおつもりとは、
あなた様はアホでいらっしゃいますか?」とか、
「しかもこれで予算を守れとは、
チャンチャラおかしくて横っ腹が痛うございます。」
にも、なぜかりんごくんは反応。
辛辣さが丁寧語で脚色されているのが妙に気に入ってしまったのだ。
何てこったい!
そいで、映画に有名なシンガポールのラッフルズホテルが
出て来たんです。
だいぶ前に、
木造から鉄筋コンクリートに建て替えられるというので、
りんごくんはサマセット・モームが書いたままの
旧ラッフルズホテルに憧れて1人で泊りに行ったのです。
古いけど本当に素敵なホテルだった。
早朝、白服のボーイさんが回廊の各部屋の前に
小鳥が入った素敵な鳥かごを置いて回る。
客が小鳥のさえずりで起きる様にとの配慮から1日が始まる訳です。
滞在しに行って本当に良かったと思ったホテルでした。
おっと、話はそれましたが、
「アントラーズ様、このようなアンケートで
本当に事態が掴めると思ってらっしゃるとは、
チャンチャラおかしくて横っ腹が痛うございます。」
ラブ☆アントラーズ