その思い出した事ってーのは、
だいぶ前にドラマのテーマソングでブレイクした
アーティストがいたんでっす。
すると、
りんごくんが尊敬する業界の重鎮から、
小学6年生のお嬢さんが大好きなので、
チケットを依頼された。
その方は、
仕事も国内に限らず海外の業界でも有名で、
非常に頭もいいし、論理的に仕事をされる方だった。
関係者に話をすると、
その親子がお見えになるのなら、
1番良い関係者席を用意せねば!という事になった。
それで、PA席の真ん前の席を2席確保。
コンサート当日、
開場と共に楽屋からロビーに移動し、関係者皆でお出迎え。
すると、その重鎮は早めにお嬢さんとおいでになった。
席をご用意頂き、ありがとうございますと、
皆に丁寧にお礼を言って下さり、
後姿を見送ったレコード会社の人達は、
あんな偉い人なのに、恐縮そうにお礼言われて、
見習いたいもんだね~なんて話してた。
で、
一曲目が始まると会場は盛り上がって総立ち。
すると、その重鎮が慌ててロビーに出て来られた。
うん!?
周りが総立ちでうちの娘が全然ステージ見えないので
席を替えて欲しいと・・・
いやぁ、当時人気絶頂のアーティストだから、
小学生の身長で絶対に見える席といったら、
一番前しかないんですけっど・・・
もはや空いているはずもなく。。
びょえ~~~右往左往するりんごくん達関係者。。
普段、論理的に仕事する方で、
そんな無理難題言う様な人ではないのに、
全員びっくりだ!
親心とはいえ、何て事だっ。
りんごくんはスタッフパスを服に貼って貰って、
一番端っこの壁際通路に立って見てもらうしか
考えつかなかった。
すると、
そのアーティストの所属事務所の社長が立ち上がった・・・
つづく
ラブ☆アントラーズ