昨日、誠実と書いた。
この概念は、説明が難しい。
たぶん、若い頃の体験が不可欠なのだろう。
親や先生など先輩の言葉に、素直に従って生きてきた人には
理解できない概念でないだろうか。
いくらかの障害が必要となる。
若い頃の苦労。
親がいないとか、親からの虐待とか。
人生は自分がしっかりしないと、
人は当てにできないと
強く感じないと、人は自立できないだろう。
何よりもまず、自分の頭で考えることを始める。
ものごとの全てを疑ってみる。
そこから始まる。
ただし、自己中心のズルをするようになると、
悪知恵ばかりが発達する。
そうなると、誠実とは真反対の生き方になる。
人が何と言おうと、世間に逆らっても、
自分の信念を貫くのが誠実な生き方。
ただし、妥協は必要。
誠実に生きれば、
世間の常識や処世訓と争うことが多々ある。
それが人が生きるということ。
世の流れに沿って生きるのは、
大概の場合、賢いかもしれないが、
不誠実な生き方となる。
それがこの世。
成功とは無縁かもしれない。
しかし、幸せにはなれる。