正月らしく妄想を書きたい。

 

「幸せになる条件について」

 

人は世界一幸せになるのが目標だが。

それは、あまりにもたやすい。

 

さて、重大な病で長く苦しみ、

出口が見つからない状態。

それも、70過ぎている人。

たぶん、死期が迫っている予感。

そのような条件で、人は幸せになれるだろうか。

 

いつか、近いうちに、治療を放棄しなくてはならないだろう。

いつまで、この苦しみに耐えられるか、

その自信も消えつつある。

体力低下が激しい。

 

もちろん、モルヒネなどは続けている。

しかし、効き目が少なくなっている。

 

生きるには、最低限の楽しみや生きがいが必要だが、

それも、なくなりつつある。

 

家族は生きながらえることを求めるが、

その自信がなくなりつつある。

 

そんな状態でも幸せになれるだろうか。

 

最先端治療で苦しみを低下させることができれば、

良いのだが。

それを探すにも疲れるだろう。

 

70過ぎというのは、寿命としてはまずまず。

すべてを諦めても、妥当なころあい。

 

苦しみがあると、瞑想もできない。

体力低下には、なすすべがない。

 

こんな状態では、お金は無意味。

一般的に、人はいくら収入があれば、幸せになれるか。

 

年収5000万だとしても、手取りは半分だろう。

もし、住居費が高いのなら、生活もギリギリかもしれない。

高級車も負担になるだろう。

 

年収1億あれば、富裕層に入るが。

出費が多いなら、それほどのゆとりはない。

稼ぐのに、多忙なら、時間的自由が乏しい。

 

私の人生経験から独断すると、

お金は、あまり役に立たない。

幸せになるには、モノが少ない方がいい。

娯楽や気晴らしや旅行なども、最小でいい。

むしろ、なくてもいい。

 

幸せになるには、拘束時間が少ない方がいい。

自由が最大の豊かさの源泉。

スケジュールがいっぱいなのが最悪。

総理大臣や大企業のトップなどは最悪だろう。

 

お金や財産があると、それに執着する。

管理を放棄するならいいが。

そんな人はいないだろう。

 

幸せになる道は、各人で違う。

環境や条件が違いすぎる。

 

私の人生経験から言えること。

幸せになるには、

モノやお金が少ない方がいい。

少なければそれだけ、自由。

 

旅行や外食などは不要。

 

お金がいくらあればいいか、人により様々だが。

モノや財産は少ない方がいい。

 

金額でいうなら、個々人で事情が違う。

医療費の自己負担の多さ。

借家なら月々の支払額。

あるいは、借金があるかないか。

 

もし、持ち家があり、借金もない。

医療費も少ない。自炊している。

そんな人なら、

月に5万あれば、いいかもしれない。

それで充分に幸せになれるだろう。