「あなたは世界一幸せですか?」
と問われたら、何と答えます。
私は、当然、「世界一幸せです」と回答します。
世界中の人がすべて、自分こそ世界一幸せと感じられる、
それが、人権が実現した未来のありようでしょう。
確かに、人によっては鬱や重大な精神的病で、幸せを実感できないことがあります。
しかし、それも一時的。治療すれば良くなる、それが人類社会の未来です。
さて、自分についての話題に戻ると。
幸せ感はあれど、老化の進行はどうしようもない。
人付き合いはやめて、家に閉じこもっている。
外界への関心はだんだんと少なくなっている。
本は読むが、長くは続かない。
新しい発見が少なくなっている。
あと、10年は頑張らないと、と鞭打つが、
そんなに頑張れるものか、こころもとない。
せめて、睡眠だけはしっかりとりたい。
体力の維持は自転車こぎ。
料理などの家事で一日の大半がなんとかなる。
最晩年を生きるのは、とても大変。
お年寄りの方はよくやっていると思う。
長く生きたいとは思わない。
もうすでに、充分に堪能したから、
ここいらで終わりにしたいのだが、
そんなに都合よくいかないのが人の世。
知り合いに、アフリカに行く夢を持っている方がいる。
私の同級。
まだ現役で働いている。
私には信じられない。
私は家から外に出るのも、おっくう。
外に出ても、見るものがない。
新しいことがない。
もはや、知っていることばかり。
77歳ともなれば、
この世、人生から学ぶことがなくなるのかもしれない。
せめて、瞑想の時間を増やしたい。
しかし、瞑想にも体力がいる。
そんなに長くできない。
最晩年をいかに生きるか。
非常に難しいテーマ。