妻の死期がはっきりしてきた。

昨日は、葬儀について話した。

 

私の希望で、葬儀はしない。

自宅で死亡するので、近所には知られる。

葬儀をしない旨のビラを配布するつもり。

焼香、香典、お花もいらない、と。

死後しばらくして、こちらからご挨拶に伺うという内容になるだろう。

 

葬儀はしないが、お別れ会はする。

参加者も親近の12名程度になるだろう。

 

葬儀社に頼むのは棺桶と霊柩車くらい。

飾りは最小。

写真も小さいのが4つ程度。

 

妻の死期に付き合うと、

夫婦という絆が良くわかる。

なぜ、一緒になったのか。

 

私の死期も、だいたい感じるようになっている。

もちろん、妻よりは少し長いが。

そんなに違うとは思えない。

 

妻とは、出会って54年が過ぎた。

私の人生で、最大で最高に価値ある宝。

妻がいなくなると、私の半分がなくなる感じ。

いくらか、抜け殻になるかもしれない。