妻が、すい臓癌ステージ4を診断され、約1年半経つ。

余命の中央値は9ケ月だから、

よく生きている方といえる。

 

6月からモルヒネを服薬している。

今、ナルサス(4mg)を一日一回。

ナルラピド(1mg)を屯用で一日数回。

 

薬の種類は全部で15種となっている。

 

症状として重いのが吐き気。

食べるのがしんどくなり、

1ケ月で約3kgの体重減少がある。

これが深刻。

 

ガンの末期は、個々人で非常に違う。

 

できるなら、体重減少がゆるやかになって欲しいのだが。

こればかりは、どうしようもない。

 

妻のエンディングノートを見た。

遺書もしたためてある。

覚悟はできているようだ。

 

ガン末期はせん妄の問題がある。

自宅で看病できる程度なら、

最期まで自宅となるだろう。

 

自宅で死を看取るのは三人目。

母、父につづく。

 

死は苦しくないと、私は思っている。

 

妻曰く

「生から死への渡り廊下が不安定で

歩きにくい。

痛み、吐き気、倦怠感などを

抱えながら、ヨトヨト、

死への階段へ向かって行く」