質問「あなたは世界や自分の日常をどう捉えていますか?」

 

私の回答は下記。

 

私は、76年の人生経験からの結論で、この世はマボロシだと捉えています。

つまり、人の意識がつくる創作です。

創作なので指し示す実体はありません。

 

人が生きるということは、意識が創る世界の中で、もがくことです。

そして、人の一生は短い。

 

しかし、人にとって大変いい幸運なことに

生は突然に終わり死に移行するけど、

人は死を体験できない。

つまり、人は自分が死んだことも認知できない。

即ち、人にとって死はないのと同様ということです。

 

人は死なないというのが真実です。

 

人は自分が死んだことさえ知りません。

死が苦しいというのは嘘です。

生の最後のわずかな瞬間が少し苦しいかもしれませんが、

それは、一生というご褒美の最後に、

おまけのようなものです。

 

生きているという間が充実、

夢のような冒険の連続で愉快だったことの最後に、

ちょっとしたオマケ。

それが死です。

 

しかし、人は死を体験できない。

人にとって、

死はないと同じです。

 

そして、生さえも、

ほんの一時、一瞬の夢かマボロシ。

それが、人が生きるという真実でしょう。