”世界一の幸せもの”
私がいつも抱いている実感だが。
22世紀には、人類社会の半分が、
このように感じるようになって欲しい。
私のささやかな夢です。
22世紀になれば、
人類社会共通の司法制度が確立されるだろう。
税もまた世界共通。
税は消費税と相続税だけなるだろう。
働くことは社会貢献。
労働には課税しない。法人にも。
資源も含めて不動産など資産の、私有は禁止。
なぜなら、人類社会を危険に陥れる事業や資産は許されない。
全ての資産は、有効に活用されているかどうか、厳しくチェックされる。
また、すべての人に固有のナンバーが与えられ、
金銭収支は完全に透明化される。
脱税は不可能。
現金通貨も紙幣もない、タンス預金はできない。
また、貴金属を尊ぶこともなくなるので、
ダイヤなども安くなる。
AIとロボットの発達で、モノの生産は効率化され、
モノの値段は安くなる。
世界中どこでも生産可能で、運送費もゼロに近くなる。
そして、
国という非効率な制度はなくなる。
常備軍や官僚制度も過去の遺物。
異なる言語をリアルタイムで翻訳できる小端末があるので、
言語の違いによる不便さはなくなる。
世界中、どこでも住むことが自由になるので、
各地域間の魅力を競う競争が始まる。
人気があるところは、地域通貨の交換レートが良く、
地域政府の財政も楽になる。
ネットの発達で情報はほぼ無料。
世界中の各地に多数の地域政府が誕生する。
そこでの自治が最重要課題となる。
地域文化が花開くのが22世紀。
つづく