有名な作家が自身の私生活について書くことが多い。

有名なので本が売れるからだ。

自伝に近いものから、フィクションまでいろいろある。

 

いずれにしても、

正直ありのままの記述はあり得ない。

都合の悪いことは隠す、当然。

いくらか飾る表現になる。

文章にすると、どうしても飾りが生まれる。

文学というのはそういうもの。

飾りの部分が、芸術的だと評価されるからだ。

 

中には、明らかな嘘を書く人もいる。

真実は当人でさえも知らないから、これも当たり前かもしれない。