ゲームしている時が一番楽しいという人がいる。

子どもに多いが、大人もいる。

 

ゲームはリアル世界の代用になるか。

ゲームとリアル世界の違い?

答えは簡単。

 

リアル世界では、ルールが一定でない。

千変万化する。従って、勝負が不明。

勝ったと思っても、実際は負けていることが多い。

その反対もある。

勝ち負けの基準がないのがリアル世界。

 

ゲームでの勝敗は明確。

ルールは一定。

 

ゲームでは努力すれば、だいたい結果が出る。

進歩や成長が実感できる。

自分はできるという、自己肯定感。

 

だが、リアル世界で、努力と結果は無関係。

間違った努力では良い結果とならない。

努力の仕方がとても重要だが、

自分の個性・特性に合った生き方や努力のやり方を

見つけるのは至難。

大多数は、一生、見つからないままで死ぬ。

 

ゲームは、現実を単純化したものだから、

ゲームで楽しんでも、人生を楽しんだことにならない。

大人が子どものゲームで遊ぶようなもの。

いくら上達しても、それだけ。

囲碁や将棋もゲームの世界。

名人となっても、それだけのこと。

人生の名人になれる訳ではない。

 

つづく