新聞やテレビの広告を眺めていると、

健康志向というか、見た目で満足という風潮を感じる。

 

たとえ、身体内部に隠された問題があっても、

外に出なければいいという感じ。

一時でも、健康らしければ、それでいいと。

 

私の瞑想は、毎日約1時間。

主な目的は、心身の微かなメッセージを感知すること。

そして、腹式呼吸。

背中と腹部があたたかくなる。

温泉に浸かり、背中にマッサージを受けているよう、

とても気持ちいい。

 

これなど、健康志向の誇大宣伝に近い文句だろう。

もし、本当でも、信じられないかもしれない。

お金も時間も不要。

 

この世で人々は、儲けにつながらないと無関心になる

お金も時間も不要では、相手にしてもらえない。

 

瞑想による腹式呼吸で、

温泉に浸かり、マッサージを受けている感じなるには、

若い頃からやっていないと、ダメかもしれない。

60代で始めて、そこまでいけるかどうか。

私には分からないが。

ひょっとしたら、できるかもしれない。

 

座禅など長年やっている人では、

背中や腹部があたたかくなり、

背骨の周囲が燃えるような実感は、

当たり前のことだと、私は思う。

 

どこかで、誰かが、文章に書いて、

残しているはずなのだが、

不勉強な私は、そういう記録を見たことがない。