新聞によると、

冒険家(83歳)が太平洋横断に乗り出した。

成功すれば、世界最高齢の単独無寄港。

 

文献では、縄文時代、太平洋を横断して南米に渡るコースがあったという。

日本特有の風土病の寄生虫が、南米のミイラから発見されている。

その頃の船は、勿論、カヌーのような丸太船。

大嵐でもやっていける。

食べ物は海中に豊富。

 

83歳での冒険。

一般的に老齢になるほど、人生は冒険的になる。

非常に困難な闘い。

 

私の場合は、幸いにして天使が二人もいる。

だから、どんな困難にも立ち向かえる。

 

上記の冒険家は、日常生活で冒険がないのだろうか。

わざわざ、海中に飛び込まなくても。

陸上にいくらでもワクワクの冒険がある。

 

若い頃は、人生が分からないし、見えない。

どこに冒険があるかも知らない。

だから、海に飛び込む。

無知なためだ。

 

年取ると、陸上の楽しみが増える。

海に飛び込む必要はなくなる。

 

縄文時代なら、丸太船はすごい旅だっただろう。

一人ではできない。

仲間があるから可能だが。

 

一人旅がいいのも、若い頃だけ。

人付き合いの良さを知らないから。

 

年取れば、生きている世界が豊かになる。

一人旅はむなしいはずだが。