民主主義は個々人を大切にする制度。
個々人を大切にするとは、個の尊重。
個の尊重には、個性や特性をきちんと把握することが前提。
つまり、その人に適した対応をしなくていけない。
例えば、吃音の人には、吃音でもやっていけるように、
周囲の理解や特別な支援が必要。
ある意味、その人を特別に待遇すること。
試験や仕事などで、普通の人と違う対応になる。
それを、合理的配慮という。
現在、女性の議員が非常に少ない。
これは、女性が議員になりたくても社会環境に高い壁があるからだ。
特別な支援制度がないと、女性が当選するには障害がいっぱい。
これらを取り除かないといけないが、
それには時間がかかる、
そこで、まず、女性が立候補しやすい条件を整える。
例えば、議員の半分を女性にするような法制度が考えられる。
個を大切にするには、
個々人の個性や特性を詳しく知らないとできない。
つまり、情報公開が大切。
その人の特性をオープンにすること。
遺伝情報を含めて、経歴などのプライバシーを公開すること。
監視社会と民主主義を考える。
情報を集めるプロをジャーナリストという。
未来社会では、プロはいなくなる。
すべての人が得意分野で情報を監視するようになる。
社会にとって最重要情報は、
政権の情報。
すべてがオープンになっているか。
特に、重大事例で説明責任を果たしているか。
巧妙に隠しているのではないか。
未来社会では、すべての権限は分散されている。
一つに集めると、もし誤った場合に取返しがつかない過酷事故となる。
権限の分散は、あらゆる分野で実施される。
政治の分野で、地方自治が重んじられる。
中央集権ではダメだから。当然。
監視社会は、同時に、すべての情報がオープンになる社会。