この世界の根源となるものは何だろう。

光や電子やクオークなどの素粒子だろうか。

それらは、エネルギー量子をなして粒子のように振る舞う。

エネルギー量子は場の波動でもあるという。

 

波なので広がりがあり、当然、位置は不定。

さらに、波動は光速度で伝わる。

原子の中に閉じ込められた電子は、ある種の定常波らしい。

減衰はない、光速度で内部を満たしている。

 

例えば、陽子一個は、外から見れば安定しているように見える。

実際は、一秒に何十億回も変化をしている。

クオークが関係しているから常時姿を変えている。

 

クオークなどの素粒子たちは、じっとしていない。

変化しているのが普通のあり方。

しかし、目に見える物体になると、

その動きが見えなくなる。

人がものを見るという行為は、色眼鏡で見ると同じ。

真実を正確に見ることができない。

 

この世に、同じものはない。

全ての素粒子たちも別々に動いている。

同じ一つはどこにもない。

数学でいう1=1はありえない。

1と1は別々のもの。

 

さらに、

遠くにある1と1が関係している。

これが、この世界。

従って、1がいつの間にか2になっている。

 

数学や概念では、この世の真理に迫ることができないだろう。