人として誕生、人として生きることは、文句なくすばらしい。

人であるから、限界もあるが。

今の私、幸せであるが、心配ごともある。

 

若い時は希望があったのに、歳を取ると希望がなくなっていくのは何故でしょうか?

という質問があった。私の回答は下記。

 

若い人は経験不足なので、未来に対して甘い幻想を持ちます。

言い換えれば、希望や夢です。

年取れば、世の中が分かるようになります。

そうなると、甘い幻想が持てなくなります。

むしろ、未来の心配や不安です。

 

私の趣味の一つが、未来予想。

地球人類社会の未来についての推測です。

非常に心配になります。

 

昨日のQuoraの質問に、

人類はこの先どのようになっていくのでしょうか?

というのがあった。

私の回答が下記。

 

今、私の心配、最大の心配がこの問題です。

AIとロボットの発達で、今後、人類社会の富は格段に増えるでしょう。

エネルギー効率もアップします。

 

22世紀に、国も国境もなくなると私は予想しますが、

その実現は、民主主義の成熟が進むかで決まるでしょう。

 

民主主義の基本は自治です。

自分たちの町のことは自分たちで治めるという制度です。

地域自治、地域社会の自治です。

 

自分のことは自分で決める、当たり前のことです。

地域社会のことは、そこで暮らす人が責任をもって決めなくてはいけないのです。

 

21世紀の最大の問題である甚だしい格差、気候変動、いずれも

解決するためには民主主義の成熟が不可欠です。

誰かに任せていたのでは、ダメでしょう。

 

たぶん、20年か30年以内に、気候変動は世界を揺るがす事態になると

予想されます。その前に、格差問題が世界を震撼させるでしょう。

 

科学技術の発達やイノベーションで解決に向かうだろうと、

多くの人は思っているが、

お金や技術で解決できる課題ではありません。

 

地球規模の大問題が、目の前に迫り。

協力して向き合っていくしかない。

協力のみちすじこそ、民主主義の実践です。