我が家の天使(娘)は入院後、初めて平熱に。

2日、朝は36.7度という。

休日の病棟は多忙。

熱を聞くだけ。

3日の朝は、37.1度。

 

人は今しか生きることができないが、

その意味が分かるのが、

過ぎ去ったあとになってから、ということが多い。

 

昨日のEテレ、日曜美術館は横尾忠則85歳をやっていた。

私は彼についてはほぼ無知。

しかし、85歳の現在の生き方が伝わってくる。

 

美術の道に生涯一筋。

絵を描く生活しかないのだろう。

なんだか、あわれになった。

 

85歳では、今から数学を学んで、

一般相対性理論の理解など無理か。

あるいは、ルポライターになって各分野の当事者の取材など、

無理だろうか。

世界が広がると思うが。

 

周囲には取り巻きしかいないだろう。

有名人になると、老年が大変だと思う。

自分の好きなことができなくなる。

 

過去のしがらみを引きずって最後まで生きるのだろう。

それで、生きたことになるのだろうか。

 

テレビを見ながら、

可哀想な感じがした。