人の意識がどのようにして生まれるのか、その9。

 

さて、この地球上で、人がいかに特殊な生きものであるのか、

その一つが、セックスである。

 

類人猿たちを見ても、

セックスの時間は短い。

特別な楽しみとなっている感じはしない。

子孫をつくるという本能に従っているだけ。

多くの種で、性行為はオス・メスで開かれている。

 

人の性行為は、特別。

二人きりになり、何時間も没頭することがある。

当然、外敵から危ないので、密室に閉じこもる。

人では、老齢になるまで、性に耽る人もいる。

子孫を残すためではなく、楽しみや生きがいになっている。

 

人の祖先たちは、洞窟などに暮らしていた。

安全な隠れ家。

火を起こして、暖と明かり。

核家族で子どもが小さいなら、

セックスを楽しめる。

 

1万年前から、家をつくって暮らすようになった。

そうなると、密室をつくるのはもっと容易くなる。

セックスに耽れるようになった。

文明の発達と共に、性は産業となっていった。

性に溺れるのが、人の生活となった。

 

類人猿のメスは、発情期にしか、オスを受け付けない。

子育て中は発情しない。

従って、子殺しで、発情を促す種もある。

 

人のオスとメスはいつでも可能。

メスは、オスから突然に襲われることもある。

従って、身を護るために、

オスが近ずくと、条件反射的に膣液が出るという。

 

私のような老人が、

ネットやテレビを見ると、

メスの異常なセックスアピールが気になる。

そこまでしなくても、

欲求不満のオスを引き付けるのは簡単なのに。

露出は少ない方が安全ではないかと、心配。

 

今朝は、Quoraの質問で回答した。

 

自慰行為をすることで何か体に良い影響が与える事はありますか?に対するInoue Toshihiroさんの回答 - Quora