「詩人列伝」手嶋睦成著。2021年1月発行。

いただきました。ありがたく頂戴いたします。

詩人の中で、私が知っているのは秋本氏です。

 

秋本さんも、最後はホームに入り、少し残念な気持ちがします。

ホームは3~4回訪ねています。

待遇が悪いところなので、何でこんな所にと強く感じました。

もっと、いい施設もあるのに。

彼の人生を象徴しているような結末でした。

 

秋本さんの詩は、私の理解できるものではありません。

従って、いいとも思いません。手嶋さんは評価されているようですね。

 

秋本さんとは、一度だけ、妻と3名で一泊旅行に行きました。

秋本さんにとって、楽しい旅にならなかったような感じがします。

秋本さんが何を考えているのか、よく分からないままでした。

 

彼は私に、何も期待していなかったと思います。

私も同じでした。そういう付き合いです。

それでも、多い年は、年に10回は訪問していたと思います。

買い物の手伝いや、墓参りや郵便局や銀行などに連れて行きました。

 

会っても、会話ははずまないし、

何故、訪問しているのか不明の付き合いです。

 

9年前私の娘が発病、それから足が遠くなり、

私は少し、ほっとしました。

 

最近、本の整理をしています。

読んでない本には目を通し、捨てています。

田辺さんの最後の詩集を読みました。

副島さんのことが出てきて、びっくり。

私も短い間(3ケ月)ですが、堀本印刷に勤務、知り合いになりました。

もう一度、逢いたいと思っていた人です。

 

詩集というのは、感想が難しいです。

最近読んだ本に、安藝基雄著「一臨床医として生きて」岩波書店があります。

この本には、感動です。時に、これほど感動させる本があります。

私は詩に向きません。理屈の方が断然好きです。

 

秋本氏についての私の感想は、ブログに書いています。「天使の父のブログ」です。

ブログは毎日何かを書いています。

最近は、「人の意識はどうして生まれるのか」についてのシリーズです。

私の今の生活は、ほぼ、閉じこもり、人付き合いはなしです。

 

私の主な関心は、人類社会の未来です。

ブログにも、そういう話題が多いです。

 

この手紙も、そのままブログに載せる予定です。

タイトルは「T氏への手紙」です。

 

ブログにたびたび書いていますが、

人は死なないというのが、最近、よく分かりました。

勿論、魂やこころや精神も存在しないと私は思っています。