親というのは、

死んだ子をいつまでも忘れることができない。

 

幼子が雪夜の障子閉めて去る 飯田龍太 | 真夜中の俳句帖 (ameblo.jp)

 

長い人生で、思い出など、

繰り返し繰り返し思い出すことがいっぱいある。

それらが、背負いきれないくらいに大きくなって、

やっと、人生が終わる。

 

人生というのは、うまくできている。

 

人の死を悲しむのも、

生きている間だけ。

 

死は確実に、

人を幸せに導くみち。

 

そして、さらにいいことに、

人は、死ぬことはできない。

死を体験できないから。

しかし、確実に死の状態に至れる。