人は、70代になると、欲がなくなっていくのだろう。
モノへの執着は確実に消えていく。
そして、こころもなくなっていく。
禅・瞑想を続けていると、
もはや、心は感じない。
中身は空洞のようだ。
たぶん、心配事がないからだろう。
だが、身体からのメッセージは
確実に増えていく。
時には、うるさいぐらいに。
今朝は、室温7度で瞑想。
背中があたたかく、気持ちいい。
人生に不安があった青年期が、
いくらか、懐かしくなる。
また、新しい身体からのメッセージ。
皮膚の乾燥が進んでいるようだ。
かゆみがある。
湿疹のような症状。
老化だから、どうしようもない。
かゆみは無視するしかない。
今朝のQuoraの質問に、
年取ると友人が減っていくかどうか、という質問。
私の場合は、古稀を過ぎて、
友人といえるのは近所の話友達しかいない。
あとは、家族だけ。
たぶん、友人を必要としなくなったようだ。
本を読むと、友人に出会えた感じがする。
今、読んでいる本「1984年に生まれて」
36歳の中国女性が著者。
この本には、感動する。
まるで、長い付き合いの親友が書いたような本。
内容が、自分のことのように沁みる。
中国で生きるというのは、日本で生きるのと、
ほぼ同じことを経験するのだと。
あらためて実感した。