「人生の親戚」を読んでいる。

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倉木まり恵さんの生涯。

 

ただし、実在の人ではない。

大江健三郎さんが創り上げたファンタジー。

しかし、架空ではなく現実性が非常に濃い。

実に愛らしい女性。

実に賢い人。

母親としてもすばらしい。

 

功績をたたえて映画が創られる。

まり恵さんを慕う、3人組の男たち。

物語りの当時、20代の後半。

そして、

大江さんの家族も応援している。

 

愛に満ちたものがたり。

 

たぶん、人の一生は、こんなだろう。