73年を振り返り、よく思うのは、

幸運な人生であったと。

 

実力や努力ではなく、

ひたすら幸運であったと。

 

多くの人は、そうだろうと思う。

特別な才能の有無ではなく、

ただ、幸運だったと。

 

瞑想していると、

身体が満足している。

身体が幸せに満ちている。

しかし、こころや精神はない。

 

おいしいものを食べて、

満ち足りている状態。

明日のことは考えない。

今で充分。

過去は不要。

 

人は、自分の目でしか見ることができない。

そこは自分固有の世界。

 

人には過去の体験や経歴がある。

しかし、それは、各人が創った一つのストーリー(物語り)。

いくらでも違うあらすじが書ける。

今のあり様も、

見方を変えれば、違うものとなる。

 

各人それぞれが唯一の過去を持つ。

それは嘘だ。

色々な過去を持っている。

視点を変えれば、成功物語が失敗の連続にもなる。

 

私や自分があると思い込んでいるから、

唯一の過去があると感じるのだ。

 

つづく