昨日読んだ本でおもしろいのがあった。

 

例えば、ダイアナ妃の葬儀など、公式行事の正装で、

皇室や貴族の殿方はスカートをはくが、

スカートの下は何も着用しない。

王子さまも同様らしい。

勿論、女性たちもスカートの下はなし。

これが当たり前らしい。

 

ヨーロッパの国々ではパンツをはく習慣がなかった。

尿や大便のあとは、手でぬぐってそのまま。

それが普通の習慣。

 

18世紀からビデが普及したがパンツはなし。

トイレのあとの習慣も同じ。

 

20世紀の日本ではパンツは毎日履き替えるのが習慣。

トイレのあとは、紙を使う。

例えば、日本女性がヨーロッパで泊まると、

ビデを使わないので、

日本人は汚いとなる。

まさか、紙でぬぐうとかパンツをはき替えるとか知らない。

そして手を洗うなど、ありえないとなる。

 

質実剛健のソ連では、パンツは商品として売っていない。

1960年代もパンツを使う人は自分でつくるのが当たり前。

すべて、手作り。

 

勿論、レースや飾りがついたのはない。

そこでこんなことが起こる。

 

当時の西ドイツのグラビア誌に掲載された記事。

ネグリジェやシュミーズ姿で街を平気で歩く、

東ベルリンに駐在するソ連軍人の妻たち。

中には、レースのパンツとブラジャーを着けただけの女性も。

まさに、裸体に近い姿で買い物をする女性たち。

 

当時、ソ連以外の国ではパンツを売っていた。

レースのパンツもあった。

 

ソ連の妻たちは、初めて見るので、

下着とは思わなかったようだ。

レースや飾りがあるので、普通の服や衣装と思ったのだった。

その他、おもしろいエピソードがある。

 

つづく