読書会は、本が好きな人が集まるところ。
さて、本が好きな人とは
どういう人だろう。
中には、知識の豊富さを自慢したい人もいるかもしれない。
基本は、人間に関心がある人だろう。
人がすることに興味を感じる。
そして、人がつくる社会や事件にも興味がある。
作家は、自分で話題を提供するのだから、
普通の人以上に人に関心がある。
オタクですね。
そういう人オタクが集まるのが、
読書会。
しかし、そうでない読書会もあるようだ。
話し相手を探して、とか
自分の意見を聞いて欲しくて、とか、
本を読んでいることを自慢したくて、とか
色々考えられる。
人に関心がある人は、
自分の意見よりも、
人の意見の方が気になる。
刺激がある。
理解しがたいということもある。
何故かと、理由や背景を詳しく尋ねてみたい。
そう感じるのが普通。
ところが、先日参加した読書会は、
話が弾まない。
一人が感想を言って、
また別の人が感想を言うが、
意見交換がない。
論争がない。
そこは違う、おかしい、ということがない。
ただの、羅列だけ。
それでは魅力がない。