ボランティアは、社会に役立つことをする。

しかし、活動の動機は、自分の好みや趣味など、私利がある。

当然のことだが。

 

日本も豊かになり、ボランティアが増えたと言われているが、

地方の田舎では、実感はない。

 

昨日、駅前図書館でボランティア祭り(正式名称は忘れた)。

周南市の市民活動団体が多数参加していた。

いずれの会も、高齢化を感じた。

 

「ひだまりの会」という団体がある。

平成13年から活動している。

私も過去に数回、ボランティアで参加している。

 

「心の病を経験した人の立場を理解するように努め、

お互いに支えあって、地域の中でその輪を広げ、

豊かな社会を作っていくこと」をモットーにとビラに書いてあった。

 

在宅の精神障害者の居場所づくりや相談や啓蒙活動の団体。

地味な会なので、支援や協力を呼び掛けても、

ボランティアで加入してくる人は少ない。

 

読書会を始めようという私の計画。

名称は、「周南読書会・しゃべり場」

今、チラシを考えている。

 

人と話す機会がない方

本が好きな方

ひきこもりの方

違う世代の人と話してみたい方

社会や人生問題を話したい方

年齢も違う、多様な人が集まる場にしたい。

本をきっかけに、気楽なおしゃべりをします。

ただし、宗教や政治や商売の一方的宣伝は禁止。

 

約1ケ月思案し、数名の知人にも相談してみたが、

私の自分勝手な思いが優先している感じで、

やや、必要性に欠けるのではないかと感じている。

 

それよりもむしろ、今ある団体への応援や手伝いに回った方が、

意味あるような感じがする。

 

72歳で新しく始めるのは、やはり、無理かもしれない。

 

会を立ち上げれば、フォローが必要になる。

異性と付き合いたいという男性がいれば、婚活パーティへも。

仕事が見つからないという人がいれば、仕事の世話も。

もし、薬物中毒で困っている人が来れば、相談にのらないといけない。

 

今の私に、そんな体力がない。

やはり、読書会は断念するのが、いいようだ。

 

その代わり、ボランティアでできることをしようと思う。

これなら、現状の私でもできる。