昨日、知人に賀状を書く。

年賀はやめているが。返礼は礼儀。

その時、考えた文に付け足して。

 

老人となれば、自惚れが強くなって困る。

例えば、昨日、

中心市街地整備計画についての講演があった。

市の担当者が講師。

私は出席する予定にしていたが、

直前で、取りやめた。

職員が話す講演では、期待できないと感じたからだ。

 

また、今日、

近所の美術館で彫刻展の初日。

作家本人による作品解説もある。

行ってみようと決めていたが、

ネットで作品を見て、行く気が消えつつある。

 

どちらも、行く前に、先が見えたような気になった。

 

老人になると、皆、

こんな感じになるのだろうか。

 

講演などを聞くと、

演者本人のことが分かったような気になる。

 

老人になると、知ったかぶりの超能力者になるのか、

体験する前に、肝心のことを掴んだような傲慢さ。

 

何もかも見通せる気分になってしまう。

 

これは困ったものだ。

やはり、今日の彫刻展には行くことにした。

 

来週も少し変わった催しがある。

地域課題を解決するための、若者たちのワークショップ。

起業や新規事業、市民活動・地域活動などの

新たなアクションの手法を見つけるとか。

定員20名程度と書いてある。

講師にも関心がある。

 

さて、私のような年寄りを受け入れてくれるだろうか。