30歳の頃、本を参考にヨガを始めた。
全くの我流。
先達につかないと、進歩が分からないので、
半年くらいで止めた。
その間、チャクラのことが、心に残った。
尾てい骨から背骨を登っていくチャクラ。
熱いエネルギーが人体を貫くという。
ヨガから禅に関心が移る。
これも、本による学習で我流だが、約40年続く。
私の禅は、内面との対話。
腹式呼吸に入ると、
聞こえる音は、心臓の鼓動だけ。
そして、鼓動の響きが、全身に伝わる。
気持ちいい気分。
まるで、母の胎内にいるような感じで、
安心できる。
このやり方で、人生の難問を、何度か乗り切った。
よい知恵やこころの落ち着きが得られた。
3年前に、気功の本を読み、
気を意識することにした。
すると、すぐに下腹部があたたかくなった。
同時に、その頃、前立腺炎の診断で、
薬を服用していたけど、
服用しなくても、良くなった。
夜間頻尿などの症状が治ってしまった。
前立腺のあたりがあたたかくなったからだろう。
下腹部があたたかくなるのは、すごい効能だと感心。
その後、あたたかさは背骨に移り、
首のあたりまで達しつつある。
これは、まるでチャクラではないかと思う。
下腹部があたたかくなるときは、
あたかも、温泉に浸かっている感じだった。
今は、背中がメインだが。
これが、どのくらい身体にいいのか、
全くの不明。
先達や師匠がいないから仕方ない。
たぶん、10年も続ければ、判明するだろう。
気功の本に、手のひらから発する気について記してあった。
信じられない現象。
時々、手のひらを方々に当ててみる。
まだ、はっきりしたものはない。
しかし、試すことは続けている。
自分以外に試すとしたら、娘(天使)か妻。
そのうちにやってみようと思う。
長い人生を生きると、
こんなおもしろいことも体験できる。
老人の特典か。