昨夜は11時半にトイレ。

それから寝付けない。

これから生きて、良いことがない、楽しいこともない、という感情が

頭から離れない。生きるのが面倒な気分。

うつ状態は、こんな感じだろう。

気力が湧かない。

生への未練がない。

未練や執着は、生命力のあかし。

 

1時間して眠れないので、起きて、

座禅をする。

30分すると、

良い気分になる。

このままの生き方で良いという、安心感が戻る。

これでようやく眠れる。

 

厭世気分の頻度が増えている。

老化のせいだろう。

 

年取ると、欲しいものはなくなる。

旅行もダメ。

外に出るのが億劫。

本くらいしか楽しみがないか。

 

平田オリザさんの本「世界とわたりあうために」

この本は、わくわくさせる。

 

まさに世界を股にかけての活躍・冒険。

お金や権力と無縁なのが特にいい。

裸一貫なのが最高。

人間性だけで世の中を渡っている感じがする。

まさに渡世。

 

こんな本を読むと、

此の世もいいことがあるか、と思う。