快晴、雲一つない空、日差しがきつい。

昨日は、地区の運動会。

私は33年前から毎年参加。

その頃、私の自治会、子ども会は30名を超え、

50名以上の人数が参加していた。

 

当時の参加者は多い時で2000人くらい。

今、激減した。

当自治会も参加者は、10名、高齢者ばかり。

全体の参加者も、今年は600名くらいか。

3分の1になっている。

 

時の流れで、世話する顔ぶれも変化。

中学生ボランティアが手伝うようになった。

 

しかし、競技内容に大きな変化はなし。

昼休みの後の今宿音頭の総踊り、ピンとこない緩いテンポ。

運営方法にも工夫が感じられない。

典型的なマンネリ。

これでは参加者が減る。

残念だが。

 

コミュニティと体育振興会が主催しているが、

変えようという意欲がないのだろうか。

地区内親睦という目的はいずこ。

 

変えるには、競技内容も新しくしないといけないだろう。

運営の全体を一新する必要も。

 

一つの方法として、

小学校の運動会と一緒にするのも考えられる。

いずれも、参加者の中心は小学校の生徒と親たち。

 

一つにする最大の利点は、

近所の子どもたちと親しく接する機会となること。

 

生徒たちは、クラス別ではなく、自治会別にテントで休む。

個々の子どもが育っている背景が良くわかるようになる。

子育てに熱心な家庭、

育児にゆとりのない家庭、

子どもたちの特徴も地域の大人たちに把握できるようになる。

 

これからの時代。

子育ては地域社会が担うようになる。

親たちの責任を軽くしないと、子どもはよく育たない。

 

少し前までの日本社会は大家族が普通。

子育てに祖父や祖母の役割が大きく。

さらに、近所の大人も加わっていた。

子どもは、多くの大人が関わるほど、健全に育つ。

 

これから、外国人労働者が増えていく時代。

子どもたちの出身も多様化する。

地域社会が多様な子どもたちを受け入れるには、

親しく接する機会をつくるしかない。

運動会は、一番よい機会。

 

障害のある子どもたちも運動会に参加できるようになればいい。

昨日の運動会で、車椅子は、私の娘以外にもう一人の男性(71歳)だけ。

小学校に、車椅子用のトイレがない。

 

様々な人が参加できるようにしないと、

地区の親睦を目的とする運動会の意味がない。