ほんとうに好きなことをしたら、食べていける。と
前回のブログで書いた。
それに対してコメントをもらった。
中小零細個人企業のオーナー社長は鬱→自殺に移行します。
ひとかどの功績や能力のある方が起業するのですが、20年後の会社生存率は0.4%だそうです。
好きなことを命がけでやっていても食べることが出来ない例ですね。
私の事業経験に乏しい、小さい塾経営が約20年くらい。
「ほんとうに好きなこと」の中に、
金儲けは入るだろうか。
金儲けが生きがいという人は、確かにいる。
今の社会で、お金があれば、できることが増えるのは事実。
お金がもっと欲しいと願う人が多いはずだ。
人が働くのは、見返りの給与や報酬のためだけかもしれない。
労働や仕事は社会奉仕だと分かっていても、
現実、社会奉仕ではなく、特定の企業主だけに奉仕している。
奉仕以上に、心身を捧げて、
うつや自殺にまで至ることさえも多々ある。
世の中には、立派な企業があるかもしれない。
優れた発明、優れた商品を開発して、それを世界に広めたい。
あるいは、世の中をもっと便利に快適に変えたい。
というのが事業目的の会社もあるかもしれない。
かつての松下電機はそういう社是だった。
お金儲けよりも社会奉仕。
私が考える事業は、
もっと地域レベルの事柄。
地域課題があり、それを解決したいという動機で始まる事業。
人助けや世の中を変えることが、好きでたまらないというので、
事業を起こす人だ。
しかし、事業をしていると、どうしても色気が生じてくる。
調子がよいと、もっと大きくしよう、とか、もっと儲けようとか。
事業は一人でできるものではないし、多くの支援者が必要。
自分でできることは限られている。教育も同じだが。
自分でできることは限られている。教育も同じだが。
(教育も事業の一つ)
まず、自分が楽しめるやり方に徹する。
嫌なことはしない。例えば、資金繰りとか。
損をすると、楽しめないので、損はしない。
ただし、損になっても、それ以上に楽しめることは引き受ける。
損をすると、楽しめないので、損はしない。
ただし、損になっても、それ以上に楽しめることは引き受ける。
そういう感じで事業したら、どうでしょうか。
どんな事業も、地域に需要があるから始めるのだと思います。
たぶん、地域の需要にはきりがない。
しかし、できることは限られる。
損をしてまで、することはない。
地域課題が解決できれば、満足は大きい。
事業が生きがいとなるのは、こういうことでしょうか。
充分に可能なことだと思います。
支援者が増えれば、負担も減る。
後継者も現れるでしょう。
事業をしてウツになったり自殺したりは
存外なことではないでしょうか。
お金儲けは、ほんとうに好きなことにはならない。というのが
私の考えです。
先日のブログにも書いたが、お金は汚い。
いい加減な、青臭い書生論を書きましたが。