我が家の夏は忙しい。

孫たちの帰省。

 

昨年まで感じなかったが、

今年は疲れる。

子供のエネルギーに圧倒されるようになった。

老化のあらわれ。

 

これでは、地域の子どもたちの世話もできないだろう。

老人たちの世話も、難しくなる。

 

振り返れば、住中応援隊で、中学校のボランティアしていたとき。

問題生徒が数名いた。

我が家にも何度か来た。

卒業後も気になっていた。

何度か、親しくなるチャンスはあったが、

子どもたちの背景に危惧を感じ、避けてしまった。

 

精神障害者を15年くらい支援した経験がある。

その経験から、

もうこんな支援は、二度とできないと思った。

チームを作り、多人数ならできるが、

独力で支援するのは、私の能力を超えている。

 

中学生が相手でも、

心から真摯に支援するとするなら、

それは大事業になる。そして、

良い結末は約束されていない。

 

孫たちを見ていると、

自分の子どもを見る以上に、気がかり。

しかし、世話するエネルギーはない。

 

世の中に、

子どもを毛嫌いする人は多い。

私も、その一人になりそうで怖い。

 

年取れば、

現世から距離を置かざるをえない。

この世の問題にかかわるには、

エネルギー不足を感じる。

 

沖縄の翁長知事は、最期まで身をささげた。

田中正造さんも同様。

まさに英雄。

私にはできない。