私の40代と50代の20年間は、
ほぼボランティア一筋。
アムネスティなど、様々なテーマで動いた。
ボランティアは無償の奉仕。
気ままに自由に何でもできる。
課題を選び、そこに時間とエネルギーをつぎ込む。
しかし、大きな限界がある。
最初の出だしはいい。
ある程度の支援は集まる。
それからが大変。
長く続けることが、とても難しい。
要するに後継者が育たない。
やはり、相当に無理しないといけないから、
手を挙げて引き継ぐ人が育たない。
生活や収入を犠牲にしないとできない。
これでは長続きしないのも当然。
私の場合、
立ち上げて数年でやめた課題が多くある。
NPO法が生まれ、
ビジネスの手法を取り入れる活動が広まっている。
当然のことだろう。
地域づくり・まちづくりにしても、
ビジネスにしないと継続性がない。
無償の奉仕では、一時的なものに終わる。
ビジネスにすれば、
雇用の創出ができる。
若者の職場として提供できる。
地域づくりは、結局、
多様なビジネスを作り出すことができるかどうか。
課題はいくらでもある。
福祉や教育や子育て。
行政からの補助に頼らず、
独自な営利活動が展開できるかどうか。
ここに、ほんものの知恵が求められる。