日本には、約100万人の「見た目問題」当事者がいます。

「見た 目問題」当事者とは、先天的又は事故及び病気等による後天的な理由で、

人目に触 れる部分に目立つ症状によって、様々な社会的困難を抱える人たちのことです。

具体的な症状としては、顔や体に生まれつきあるアザ、事 故や病気による傷痕、変形、欠損、まひ及び脱毛等です。

 彼らが直面する社会的困難とは、他者とは明らかに異なる外見から、

様々な侮辱をうけ、自己肯定感低下、そして失業化や未婚化、社会との断絶です。

なお、日本には、「見た目問題」に関する公的な統計が存在しないため、正確な人数は不明ですが、

イギリスの支援団体Changing Facesが2007年に実施した調査では、

イギリスの当事者は約54万人にのぼり、日本の人口はイギリスの約2倍なので、

日本にはおよそ100万人の「見た目問題」当事者がいると推測されます。

日本においても、「見た目問題」に関する調査を行い、対策を講ずるなど、

「見た目問題」当事者への対応を行う必要があると考えます。

 

上記は
ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。「見た目問題」に関する陳情(PDF:6KB)

から引用した。