今朝、2時40分に目覚め、3時に天使のポータブル介助。

それから寝付けず、3時半から4時半まで座禅。

そして30分散歩。

玄関を出ると、丸い月が顔を出していた。

今日も良い一日になりそう。

 

昨日、何の会合か不明のままで参加。

起業関連らしい。

もし、地域課題に取り組むコミュニティビジネスの案でもあれば、

応援したいと思いながら。

 

平成30年度、共創プロジェクトの募集に向けて、

意見交換会のようだった。

参加者は5名。

市の担当職員2名。

プロジェクトの総合プロデューサー(宮本さん)。

ビジネスの相談に来たらしいNPOの責任者1名。

そして私。

 

会場は、駅前図書館の中の、市民活動支援センター。

地域づくり推進課が担当。

http://shunan-chiikijoho.jp/co-creation/

上記のページで、何の会合かやっと納得。

共創プロジェクト対話集会だった。

参加するには申し込みが必要。

 

市民活動センターは、昔時々利用した。

場所が広く利用しやすかった。

現在のセンターは狭い。ほぼ窓口業務だけの感じ。

 

共創プロジェクトの情報は、だいたい知っている。

総合プロデューサーに会ったのは初めてだが。

 

私が地域づくりに関心があると言うと、

地域づくりとはどういうことかを質問された。

 

地域づくりとは、

地域に魅力をつくること。

 

魅力には、ものづくり、文化、教育や福祉などがある。

理想を云えば、よその地では見つけられないものを創ること。

つまり、次世代に誇りをもって伝えていける価値ある財産。

それがあれば、よそから人がやってくるような魅力。

 

私は、数学が好きで楽しみの一つだが、

私だけで楽しんでいたのでは、幸せな人が一人いるというだけで、

地域づくりにはならない。

もし、私が楽しみを次世代に伝えられるなら、地域づくりとなる。

 

公民館でカラオケ同好会が楽しむのも、

地域の幸せづくりにはなるが、

地域づくりにはならない。

 

なぜなら、幸せを次世代に伝えられない。

有意義な経験が地域に蓄積できない、地域の財産とならないからだ。

 

歌がうまい人がいたとして、

歌謡ショウを開くと、他県から観客が押し寄せるようになれば、

地域づくりになるかもしれないが。

 

過疎が進む地域で、現に居住している人たちが助け合う会を作ったとしても、

それだけでは、廃村の時間稼ぎしているだけだ。

地域づくりにするなら、次世代に伝えられる無形・有形の財産がいる。

その財産の継承ができれば地域づくりになる。

 

共創プロジェクト。

私が一番、気になる点は。

 

多様な地域課題の解決を図る事業が開始されている。

その経験は、どこで蓄積されて、次世代へと継承されるのか。

 

当市では過去さまざまなことがなされている。

例えば、町の先生を登録して、多様なテーマで勉強会開催を計画したり等、

まちづくりも色々なやり方がなされている。

 

どの計画も、いつのまにか、消滅している。

 

典型的な例に、

市民参画条例がある。

市民参画の仕組みをつくり、これで市民の参画が進むはずだった。

10年以上になるが、何も変わらない。

むしろ、企画への参加者は減少傾向。

条例の審議会はあるが、現状で良いという報告を繰り返すだけ。

新しい試みはほぼない。

 

どんな優れた制度も、継続的に改善していく意欲がないと、

宝の持ち腐れになるだけ。

 

職員が少ない、経験がない。

言い訳にならない。

職員がいないなら、ボランティアを募ればいい。

 

市民参画条例審議会でも、同じことを言ったけど。

市民参画を進めるなら、場をいっぱい作るしかない。

 

周南市の起業を盛んにして、雇用を増やすには、

小さい会合や多様なテーマでのカフェのようなものが、

毎日でもどこかで開かれるようにしないと、

動きは生まれない。

 

気楽な話し合いや情報交換の中で、

良いアイデアも生まれ、

誰かが手を上げれば、

支援する人も現れる。

 

もはや、今の時代。

20代や30代の若者は、

自分で起業するしか生きる道はない。

そこにしか、まちづくり・地域づくりはない。と思う。