今朝の良いニュース。
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/180531/ecc1805311100001-n1.htm
岐阜県高山市の飛騨信用組合が、昨年12月から電子地域通貨「さるぼぼコイン」をスタート。
飛騨信組から発行を受けた二次元コード入りのポスターやステッカーを店内に掲示するだけでよく、加盟店は読み取り端末などの高額な投資を必要としない。
さらに、飛騨信組は顧客からの支払いの際にかかる決済手数料を無料に設定し、地元の店舗が導入しやすい環境を整えた。
こうした取り組みに自治体も関心を寄せ、飛騨市の都竹淳也市長は「アプリを活用して、市の情報を発信できるようにするなど市と飛騨信組、市民がウィンウィンの関係となるような取り組みを進めたい」としている。
高山市・飛騨市・白川村という外国人観光客にも人気のエリア。地元のお金を地元で消費する「お金の地産地消」による地元経済の活性化を目指している。
4月現在の「さるぼぼコイン」の利用者数は約3500人。販売額は約3億円。加盟店の期待は大きい、飛騨信組が設定した利用者数1万人、コイン販売額20億円というのが目標。
上記は記事より抜粋。
これからの時代、
地方創生は、地元のお金を、いかにして地元で消費させるか、が最大のテーマ。
地域通貨は、もっとも利用可能なプランだ。
地域通貨を使うことにより、様々な便益が加えられ、
地元の消費の半分以上が地域通貨で取引されるようになれば、
地域通貨の価値が高まっていくだろう。
円を地域通貨に替えるとき、10%程度の割り増しが得られるようにすれば、もっと良い効果が得られるかもしれない。
さらに、地域通貨を円に替える場合は、10%の地方税を取ることができれば、地方財政にもプラスになる。
様々な制度設計が考えられる。
大いに期待できるこころみだ。