ネットもマスコミも悪口ばかり。
政治に対する不平不満。
為政者に対する疑い。
いつの時代にもある。
確かに、安部さんは首相の徳がない。
あのオバマさんでさえ、
願うことの1%でも達成できたであろうか。
有為な青年の中で、
政治を志すような人は、とても稀。
それが現実。
政治家の質低下は当然の結果。
地域社会を見ても、
リーダーがいない。
そもそも、リーダーになろうとするひとがいない。
国政レベルで、リーダーが育たないのも当然だろう。
政治家になれば、役得も多かった昔でも、
競争相手との足の引っ張り合いで、
うんざりして投げ出す人も多かった。
現在、少しの過ちもマスコミが許さない。
フェイクニュースなど、攻撃に熟達した方が
権力を手に入れるというような選挙制度。
これでは、うまくいかない。
まず、地域社会に、
リーダーを育てる環境や雰囲気がないといけない。
そこで経験し、実績を上げた人が、
国政に出やすい制度が必要。
政治劣化は、
明治以来、日本の伝統かもしれない。
急に良くなることはないだろう。
先進民主国も、だいたい同様な問題に直面している。
解決法は、地味だが、
リーダーを育てる雰囲気をつくること。
若い人が政治にチャレンジしたくなるように、
世の中を変えないと、
どうにもならない。
政治志望の青年には、
特別な奨学金を与えてもいいくらいだが。
高校生に希望を尋ねて、
政治家になりたいという人はいない。
政治に、もっと魅力が必要だ。