コミュニティや地域づくりを、何度か書いた。

 

私の考えを整理してみよう。

 

ひとは地域社会で生まれ、育つ。

たくさんの親たちに囲まれ、

様々なことを学んでいく。

 

失敗こそ、成長のステップ。

大人たちの経験や人生から学ぶ。

挑戦や冒険こそ、人生そのもの。

 

世界へと飛び出す子もいる。

誰にもできない飛躍をする子もいる。

しかし、

故郷に留まるのが半数だろう。

 

多くは、老年に至ると、

再度、故郷に帰る。

 

故郷で最期の奉公が待っている。

次代を育てる仕事。

 

それまでの人生経験を、

次代の育成に活かす。

 

子育ての責任は、親から地域社会に。

子どもを健全に育てるには、多くの大人が関わる必要。

子どもには、多様な選択の自由とチャンスが与えられる。

 

地域社会は、

子育てや教育だけでなく、

地域経済や雇用を安定にさせ、

伝統文化、言語、福祉、基礎医療を自治で守る責務がある。

 

地域社会こそ、ひとが生きる場。

そして最後を迎える場。

 

地域社会の魅力は、

そこに魅力的な働く場があり、

学び、子育てし、人々と関わり、

一人ひとりの多様な成長が実現できる環境があり、

誰もが人生を楽しむ可能性があふれていることだ。

 

つづく