世界人権宣言は、1948年12月10日に国連で採択された。

日本の外交は、国連中心主義。

 

当宣言の前文は、なかなかよい。

 

 人類社会のすべての人々の尊厳と平等な権利を認めることは、

世界の自由・正義・平和の基礎である。
 人権の無視や軽侮が、野蛮行為(戦争など)をもたらす。

 言論や信仰の自由が受けられ、恐怖や欠乏のない世界の到来が、人々の願いである。
 人々が専制・圧迫に対する最後の手段として反逆に訴えることがないように、

法によって人権を守ることが肝要である。
 世界の国々の友好関係発展は、特に大切である。
 国際連合の諸国民は、国際連合憲章において、基本的人権、人間の尊厳・価値並びに男女同権を再確認した。

さらに、一層大きな自由のなかで社会的進歩と生活水準の向上とを促進することを決意した。

 加盟国は、国際連合と協力し、人権及び基本的自由の普遍的な尊重・遵守を達成することを誓約した。

(以下略)
 

採択されて、70年になる。

しかし、文面は、色あせていない。

 

世界の現実が、追いつかない。

 

実現の足を引っ張る、偏見やフェイクニュースがあふれている。

 

安部政権も、この理念を前面に出して、外交すべきだと思う。