大企業を選ぶ5つのメリットという記事を見た。
確かに、メリットだ。
簡単に言えば、
大きな組織だから、人間関係が豊か。
外部からの評価も高い。
従って、自己開発のチャンスが多い。
ということだ。
中小企業に就職するのに比べて、
チャンスを活かせる人なら、メリットになる。
常に前向きで好奇心旺盛、
さらに、向学心が高く、
普通の人が苦労と感じることを
喜んで引き受けるバイタリティがある。
そういう人なら、チャンスを活かせるだろう。
どんな組織でも、
中心になって働く人は、約20%。
多くは、年取るにつれ意欲減退、
楽な道を選ぶようになる。約60%。
残りの20%は不平不満組。
しかし、表向きはよい顔をする。
ゴマすりやハラスメント。
組織をむしばむ人材。
大企業は、人材豊富だが、人事評価が難しい。
不平不満が再生産される。
本当に能力ある人は、別天地を求めるだろう。
これからの世の中。
人事評価が一番難しい。
なぜなら、価値観が激変する。
東芝のように、トップたちが集団で不正する時代。
組織に忠実な人が出世というのが、当たり前だったのに、
そうではなくなっている。
政治家や官僚たちも、
責任を引き受けない人が主流となっている。
学校で、いじめ自殺問題、
職員全員の協議で問題対応。
企業でも、トップたちの協議で問題対応。
政府も内閣全員の合意で問題対応。
全員が決定に加わっている。
先送りこそ一番安全な知恵。
問題処理は、こっそりと。
決断や負担は、あとまわし。