格差に関する最新報告書「資産ではなく、労働に報酬を」

 

オックスファムの発表(Reward Work, Not Wealth)

http://oxfam.jp/news/cat/press/2018.html

 

最新報告書では、昨年、世界で新たに生み出された富の82%を、世界の最も豊かな1%が手にしたと報告。

一方で、世界の貧しい半分の37億人が手にした富の割合は1%未満。

 

 

今日、格差が課題であるとの認識を示さない政治家やビジネスリーダーに遭遇することは、ある意味困難です。

一方で、実際に格差対策に具体的に取り組む政治家やビジネスリーダーに遭遇することは、それ以上に困難であるとも言えます。

 

 

人々は、変化を求めています。労働者が生活賃金を得ることのできる世界を求めています。企業や富裕層が相応の納税義務を果たし、女性労働者が男性労働者と同じ権利を享受できることを求めています。

ごく少数の人々の手に握られた富と権力が、より広くの人々のものとなることを望んでいます。

人々は、変化のための具体的な行動を求めているのです。

オックスファム・インターナショナル事務局長 ウィニー・ビヤニマ