昨日は夕方6時半から、
当市市民参画推進審議会の公募委員として出席。
市民参画条例の実施状況の評価を行う。
条例施行から10年が過ぎた。
条例の目指すものは、
市民の市政への関心を高め、
まちづくりなどに、市民自らが担い手となり、
参画しやすいように、
多様な方法を準備することだ。
市政の企画・立案から実施・評価に至るまで
市民参画の道筋を定めている。
10年間の実施状況を眺めると、
当初の意気込みや期待に反して、
パブリック・コメント、市民説明会、
審議会やワークショップ、アンケートなど
いずれも、実施数が微減か横ばいで
マンネリ化が明らか。
私の感想を述べれば、
問題は大きく二つある。
一つは、
市民の立場から考えて、
市政に対して関心を持とうとしても、
提供される情報が、非常に限られている。
最大の媒体は広報(月2回発行)だが、
この広報が読むにあたいしない。
お知らせ記事中心であり、面白くない。
全国広報コンクールがあり、
他市町村のよい広報を見ると、
当市の広報のつまらなさがよく分かる。
当市広報が、もう少しどうにかならないかと思い。
広報課を訪ねてみたら、
なんと、二人しかいない。
昔、徳山市だったころ、
私はボランティア情報を毎月、広報課の窓口に届けていた。
その頃は、もっと多くの職員がいたので、
少なくとも四名から五名くらいはいるだろうと、予期していたので、
たった二名には、
びっくり。
これでは、何もできない。
月二回発行で20ページ程度。
記事の確認やレイアウトなど
デスクワーク中心。
読み物としての特集づくりの取材など
とても不可能。
おもしろい広報への脱皮など
とても不可能。
つづく