老齢で体力低下すると、
社会との距離のとり方が難しくなる。
市民としての責務で、
できることはしたいと思っているが、
その選択が難問。
2年前に退職。
これで自由が広がった。
しかし、私の場合、
天使(娘)の世話も含めて家事分担があるので、
毎日の自由時間は5~6時間くらいか。
散歩を除けると4時間程度か。
パソコンに1時間半、読書で2時間。
先月から、
市の障害者関連審議会の公募委員になった。
市関連の公募委員は、2つ目になる。
市の審議会は、手当が出る。
完全なボランティアにすればいいと思うが、
条例を変えなくてはいけないのだろう。
先日、市長に出した提言でも、
市の仕事の一部を、ボランティアと職員との協働作業にしたら
という内容を含むものだった。
責任を伴う同一の仕事を
有給と無給の人が協力して行うのは
やはり、
無理があるのかもしれないが。
本来、
働くというのは、
そのこと自体が有意義でやりがいがあり、
楽しいものであるから、
報酬などは、おまけのようなものと
考えてもいいのだが。
しかし、ある程度の生活保障は必要なので、
その時代と環境で普通に生きられる程度の
給与や報酬は当然。
しかし、仕事への報酬は
必要でない人もいる。
例えば、年金生活者など。
報酬のあるなしにかかわらず、
同一の責任ある仕事を
協働して行う仕組みづくりも
これからの時代、
必要ではないかと、思う。
私は人生の大半を
ボランティアを中心にした生活をしてきた。
ボランティアは
基本的に、
その社会に隠れている問題を取り上げ、
無報酬で問題解決に取り組む、活動。
というのが
私の定義。
行政が法に基いて行う仕事だけでは、
社会の多様な問題には対応できない。
例えば、子どもの貧困問題への対応など。
時代の変化で、
まったく新しい問題が生じる。
ボランティアの必要は
今後も高まっていくと思う。
ボランティアは気楽にできる
無責任な活動と
捉えている人も多い。
だが、
私の経験では
むしろ、普通の仕事以上に、
責任が伴うことが多い。のが
実態だ。