昨日は久しぶりに職場訪問して面談した。

働くことについて。

 

私の学歴や職歴はいろいろ。

放送大学を含めて大学は3つ。

卒業しているのは1つだけ。

 

職歴は、

公務員が3年半、商工会議所が1年半。

履歴書を提出して働いた仕事は20以上ある。

一番短いのはジャノメミシンで1日。

次に短いのは、当地のミニコミ紙で4日。

露天商(ポンポン菓子屋)が1ケ月半。

印刷会社が4ケ月。

興信所が半年。

トヨタ自動車で期間工が半年。

警備会社が1年半。

家庭教師が1年半。

住み込みの新聞配達が1年半(東京と大阪)

その他、もろもろ。

 

34歳で資格取得後、本職は診療放射線技師。

しかし、フルタイム勤務はわずか。

半日勤務が30年以上。

副業の学習塾を約20年。

 

私の人生は、

ボランティア中心の生活。

ボランティアもいろいろで

一番長いのがアムネスティで20年。

人権や教育から福祉関連。

「市政に関心をもつ市民の会」というのもやった。

経験から、色々な仕事を知っている。

 

世の中の仕事は、

勤務時間90%以上を決められた作業をする仕事。

例えば、コンビニや配達や工場内作業など。

いわゆる3Kの職場。

 

ヤマト運輸の残業代未払い問題など、

これからの労働力不足の時代に、

待遇改善の進展が必至。

 

接客などの窓口勤務は

待遇は良くないが

人間勉強の人生学校と思えば、

学ぶことが多い。

若い頃に必要な経験だ。

 

デスクワーク中心の企画や人事や管理の仕事。

基本は、ほぼ自由裁量で

自己責任で何でもできる仕事だが、

上司の意向や、職場の前例や、

同僚との関係で、

それほどの自由はない。

 

意欲があっても、

他との衝突を避けようとすれば、

ほぼ何もできなくなる。

 

これが、

日本のほとんどの職場。

 

日本の事務部門の生産性が低い

最大の原因がここにある。

 

忖度や配慮で身動きできない。

 

新しいことを始めようとすると、

現状維持を第一にする職場環境と

大戦争を覚悟しなくてはいけない。

途中で断念せざるをえない。

 

営業など、

点数評価がはっきりしている部門は

そういう訳にいかないが。

 

公務員の仕事は

誰に奉仕しているのか不明。

顧客も不明。

点数評価や数値化も難しい。

監視する人もいない。

同じ穴のムジナである上司だけ。

 

よほど、度量のある上司であれば、

違うかもしれないが、

 

ほとんどの職場は

減点主義だから、

何もしないのが一番安全。

 

新しいことを始めるのは大変。

 

しゅうニャン市プロジェクトも

新しい試み。

だから、応援したい。

 

低成長のもとでの日本の発展は

事務などのサービス部門の効率化、

すなわち、

職場改革が

最優先課題。