前回のブログで

日本経済の生産性の低さ、

つまり、長時間労働、熱意や意欲の乏しさ、

学校や職場での、陰湿ないじめなどの社会現象は

関連があると書いた。

 

どちらも、

人々のエネルギーが集団内部で空回りすることから

生じる。

 

ではどうすれば、いいのか。

 

まず、学校を考える。

 

子どもたちは、年長者の言うことは

普通、素直に従う。

感じ方や感覚に共通性が多いから、

納得しやすいためだ。

 

昔、学校がない時代、

子ども集団は、年長者がリーダーとなっていた。

 

一般的に、

後輩の指導を体験することは

組織内で、

教える、教えられるの関係に習熟していく

一番、確かな道順だ。

 

教えることの大変さは、

経験しないと実感として分からない。

言葉で伝えるのは、ほぼ不可能。

 

5歳の子どもは

7歳くらいの子どもが世話する。

7歳の子どもは、9歳くらいが世話する。

そうすることで、

子どもたちは成長していける。

 

子どもたちは、

幼児から、集団の中で

後輩を指導する体験を

積み重ねていかなくてはいけない。

それが、

教育の第一歩。

 

つづく