バブルがはじけ、
その後の日本経済は、失われた20年とか言われ、
さらに、年月が過ぎています。
日本経済や庶民の生活実感を書いてみる。
30年前の中国は、まだ後進国。
物価は日本の10分の1以下だった。
現在、中国沿岸部の物価は日本の半分程度までになっている。
日本の物価は、30年間ほぼ横ばい。
ということは、
庶民の生活は相当に楽になっているはず。
給与水準も、ほぼ横ばい。
しかし、電気製品など価格低下著しい品物も多い。
日常消費財も価格低下傾向にある。
一般的に円高の恩恵を受けている。
私の実感としては、
30年間で生活は相当に楽になっている印象。
日本の失業率も変化なし。
最近は、人不足が経済成長の最大の障害になりつつある。
途上国の失業率は30%を越えている。
先進国でも10%近いところが多い。
日本経済は、
確かに、
世界の工場ではなくなった。
先端技術で世界をリードする力は失っている。
私に言わせると、
最大の原因は、日本の教育にある。
日本の若者たちは元気がない。
中学校ボランティアでの実感だ。
証拠は、
海外に留学する学生の異常な減少。
さらに、若者たちの
生き方が安定志向になっている。
親たちの将来不安の影響を受けているのだろうか。
私たちの世代は、
日本経済成長の恩恵を最も受けた世代。
団塊ジュニアから下の世代は、低成長しか知らず、
未来に希望を持っていない。
若者に元気がないのは、
若者たちに自由を与えないのが、
大きな原因だと思う。
少子化で
幼児から管理されて育つ。
危ないことはやらせない。
公園の遊具も安全第一。
学校教育は、集団で同じことをやらせる。
個性は抹殺する。
それが、今の日本教育。
道徳教育とか言って、
いのちを大切にと、
教師も生徒も題目のように唱えても
陰では、いじめや自殺。
これでは日本社会には未来はないと
私は思う。