地域への関わりを振り返る。
私は、若年から、
地球市民という自覚が強かったので、
地域社会に関心を向けるのが遅れた。
私の活動歴で長いのはアムネスティ、
世界を対象にした人権活動。
50くらいから
住んでいる街が気になり始めた。
まず、「情報公開条例をつくる会」を
立ち上げて活動を始めた。
司法書士、弁護士、市議会議員などへのアンケート。
市長への質問状や申し入れなど。
条例が制定されたので、次は
「市政に関心をもつ会」を作った。
市議さんとの勉強会を開くなど。
それから、
出身中学校へのボランティア。
その頃、学内が荒れていた。
約4年、毎日、学校に通った。
校内新聞発行や、外国人を招いてイベント開催など。
さすがに、毎日の学校通いはくたびれた。
父母の介護が増えたので止めた。
その後、
民生委員や自治会長。
最近は、子どもの貧困が気になり、
子どもの貧困の実態調査をして欲しいと、市長へ手紙。
昨年からは福祉委員で、近所の老人の見守り。
地域社会のことで、
私の一番の心配は、
子どもたちの元気のなさ。
どうも、全国的な問題らしい。
子どもの貧困、
さらに、子どもたちの元気のなさ。
これらの対応には
地域社会がしっかりしないと
どうしようもない。
子どもの教育を
家庭と学校だけに任せていては、
日本の将来がないと、
私は感じている。
以上が、
私が地域づくりに関心をもつ理由。
自治会連合会や社会福祉協議会など
地域の会合に出てみると、
相変わらずのマンネリ。
どうして、こうも、
日本の地域社会は停滞しているのか、
未だに、お上、お役所に依存する体質。
自分の地域を自分たちでどうにかする意欲が
ほとんど、感じられない。
末期症状ではないかと思う。