近未来の教育について その2

 

私の経験から言えることですが、

語学の習得は、若いほど容易いが、

高齢でも、できない訳ではない。

私は還暦を過ぎて、語学に目覚めた。

 

また、数学など理系の学問も、

古希を過ぎても、充分に楽しめる。

 

要するに、

人が学ぶ、一番の動機づけは、

本人が興味を抱いて、楽しいと感じること。

これに尽きます。

 

そこで子どもの教育を考えます。

 

まず、音楽や囲碁や曲芸など、特殊技能の名人を目指すなら

幼児期からの特別な修練が必要。

それ以外の分野では、

本人が興味を抱いた時が、

教育の開始と考えればいい。

 

今の学校で実施されている

学習指導要綱に沿った教え方は、

科学的根拠のない、昔からの悪い習慣と考えていいということ。

 

易しいものから難しいものに向かい、

段階を踏んで学習進度をあげていくという教え方は

科学的に根拠のないものだということ。

 

例えば、

算数で言えば、

5歳の子どもで、数が分かる始めると、

分数の足し算などにもジャンプできる。

 

3歳で物語を暗記できるような子は

数か国後を同時に覚えることができる。

 

8歳くらいになると、

興味ある課題に没頭できるようになるから、

本人の好きにさせるのが一番。

 

人間はロボットではないから、

段階を踏んで情報をインプットする必要はない。

 

興味ある課題なら、

いきなり難しいものに挑戦する方が

ファイトを燃やす意味で効果的なことも。

 

公文のように段階を踏んで学ぶやり方は、

学習をつまらなくするだけ。

 

さらに、教室で一斉授業する教え方は

子どもたちの精神の発達に悪い影響を及ぼす。

 

個々人の成長は、ばらばらで、

年齢によってくくられるものは少ない。

教育は、各個人への個別対応が基本。