今日の新聞、光ったのは、
森千香子氏著「フランス移民集住地域の形成と変容」について
安価な労働力として欧州外から連れてこられた大量の移民
住宅政策や都市政策などで普通の国民と平等な扱いを受けられず、
条件の悪い郊外の団地に住むように方向付けられていく歴史。
移民を「よそ者」扱いし、
移民たちは彼ら自身に問題があるという世論がつくられ、
多数派による差別が問題を生み出している。問題は社会の側にある。
という内容の記事。
フランスだけでなく、日本にも当てはまる指摘だった。
日本では在日やブラジルからの移住労働者が同じ境遇にある。
差別と排除こそ、世界と日本で、
21世紀の最大のテーマだと強く感じた。